AtomCam2に人工衛星の落下が写っていました。
といっても1~2週間前の話です。平塚市博物館の藤井大地さんのX(エックス)で存在は知っていたのですが、ネットワークの不具合でAtomCam2からNASへのファイル転送が大幅に遅れたため今頃書き込むことになりました。
まずは12月22日。
北から西にかけて通過。北カメラと西カメラに写りました。
西カメラでのmeteor detectの検出画像はこんな感じ。
6秒単位の検出画像を4枚合成、24秒間の比較明合成画像です。
実際には画面右端からほぼ左端まで移動しているのですが、meteor detectでは両端は検出しませんでした。
この画像では普通の人工衛星の通過と全く見分けがつかないので、事前に知っていないと確実に見逃しますね。
ということで動画はこちら。(最初かなり暗いです)
動画だと暗いながらも崩壊していく様子がわかります。
次に12月26日。
西から南東にかけて通過。西カメラと南東カメラに写りました。
meteor detectの検出画像ですが、なぜか歯抜けでしか検出していません。また、こちらも飛行機と見分けるのが難しそうです。
最初はこんな感じで飛行機と全く見分けがつきません。
これだと尾を引いているのでよく見れば飛行機とは違いますが、飛行機雲かと思って見逃しそうです。
ここまで来てようやく何かおかしいと気づけます。
動画はこちら。
飛行機の通過は毎日大量に検出されるので全て動画で確認するのは不可能です。
今回のようにネットの情報をチェックするしかなさそうです。