今年のしぶんぎ座流星群は極大が18時頃、夜半過ぎには下弦の月が昇ってくるということであまり条件は良くありませんでした。
また、当日は夜半過ぎまでたびたび雲に覆われたこともありカメラを持ち出しての撮影は2時以降と短時間でした。
しかし、α7SⅢ、AtomCam2ともに思いのほか多数の流星が写っていました。1月5日の0時~6時に検出できた流星数はごく暗いものを含めると以下の通り。
α7SⅢ+20mm(北東):38 ※ 2時~
AtomCam2(西):34
AtomCam2(北):45
AtomCam2(東南東):42
条件は異なりますがα7SⅢ、AtomCam2ともに検出数は昨年の2倍以上でした。今年はかなり活発な活動だった様です。
なお前日の4日未明は曇り、6日以降はNAS転送の遅れで未処理なので現時点で確認できたのは5日未明だけです。
(8日夜には10秒の超経路流星が観測されたようですね)
大火球と言えるようなものは写りませんでしたが、1等~マイナス等級の流星もかなり写りました。
主な流星を以下にまとめました。
α7SⅢ+20mm(北東)
AtomCam2(西)
AtomCam2(北)
AtomCam2(東南東)