しろくまの日記

横浜在住の星好きなおっさんのブログです

ペルセウス座流星群2023

既に半月以上経って今更なのですが、今年のペルセウス座流星群の結果を載せておきます。

AtomCam2のNAS転送の調子が悪く数日単位での転送遅延が発生、原因を調べているうちに胎内などイベントが続きこんなに遅れてしまいました。

 

今年のペルセ群は極大時刻(13日17時)前後の12~13日、13~14日ともに台風の影響で天気は大荒れ、どちらも「曇りときどき晴れ一時大雨」といった天気でした。

雲の速度が異常に早く、一面晴れていたのに2~3分後に土砂降りと言うのが何回もあり良く撮影できたなと思います。

 

その中で撮影できた流星の中で比較的明るいものは以下の通り。(α7SⅢ、20ミリレンズでの動画撮影からの切り出しです)

 

ご覧の通り、火球と呼べるような明るい流星は捉えられませんでした。

肉眼でも、視野を横切る雲が邪魔するせいか二晩で10個程しか確認できませんでした。

 

続いて常設しているAtomCam2で捕らえられた明るい流星。

北カメラ。

 

西カメラ。

 

西カメラに火球と呼べる明るい流星が2個写りました。

 

ところで、AtomCam2の流星をチェックしていると7月末頃、最後に爆発する特徴的な流星がいくつか写っていました。

 

軌道から考えるとやぎ座α群でしょうか。ちょうど極大の時期ですし。

ただ、この時期は輻射点の位置が比較的近いみずがめ座δ南群も極大の様なので、AtomCam2の湾曲した画面だとぱっと見では見分けがつきません。(この時期、似たような軌道の流星がかなり写っています)