しろくまの日記

横浜在住の星好きなおっさんのブログです

しぶんぎ座流星群2023

今年のしぶんぎ座流星群は極大が1月4日のお昼ごろということであまり期待はしていませんでした。更に、ふたご群の時から使用しているmeteor-detectによって動画からの検索が楽になったこともあり自宅で動画のみというお気楽観測とすることにしました。

スチルについては自宅では感度を上げられないこと、特に北の空は横浜中心部~東京方面で特に明るいことからよほど明るい流星でないと写らないので取りやめました。

 

まず極大前日の1月3日の未明、リハーサルを兼ねてカメラ1台のみで撮影しました。

この夜は夕方から雲が広がり、観測できたのは明け方の2時間半くらいでしたが、しぶんぎ群の流星を2個とらえることが出来ました。 

AtomCam2  meteor-detectで自動検索/比較明合成

ちなみに観測中にとらえた散在流星は4個(うち火球1個)で、群流星が散在の半分という結果でした。極大のピークが鋭いしぶんぎ群としては妥当な結果でしょうか。

たまたま捉えた散在の火球がこちら。

AtomCam2  meteor-detectで自動検索/比較明合成

流星の下、電柱の脇にあるのがカペラ(0等)ですからかなりの明るさです。

 

そして本番、1月4日の未明は一眼2台とAtomCam2を2台、計4台で撮影しました。

2時頃から徐々に流れだし、3時過ぎから数が増えていく感じで結果的にカメラ1台あたり15~20個くらいの群流星が写りました。

ただし暗い流星が多く(とは言っても横浜の空で写るのですから3等以上です)火球と言えるようなものはほとんどありませんでした。

以下はその中でも明るかった流星です。(いずれもmeteor-detectが作成した比較明合成の画像です)

α7S SAMYANG 12mmF2  F2.8

α7S SAMYANG 12mmF2  F2.8

α7S SAMYANG 12mmF2  F2.8

α7SⅢ TAMRON17-35mmF2.8-4  17mm  F2.8  スターリーナイトフィルター

あまり流れないだろうという事で少しでも多くの流星が写るよう超広角での撮影にしたため、あまり迫力のある画像はありません。

眼脂での結果はイマイチで、1時間ちょっと見ていましたが2~3等の暗い流星2個だけでした。