昨日、この時期には珍しく富士山がくっきり見えたと書きました。
しかし今朝は、透明度自体は昨日より劣るものの陽が当たっている分昨日よりさらにくっきりと山々が見えていました。
コントラストを少し強調すると、山頂付近の山肌の様子もはっきりとわかります。
当然丹沢山系もはっきり見えています。
更に丹沢の北側奥、奥多摩か秩父方面の山でしょうか。真冬並みとは言わないまでもかなり遠くの山まではっきりと見えています。
さて、本題の7月23日の太陽面です。前回から3日後となります。
この日撮影したのは黒点数が増えているのを他の人のブログで見たからです。
ぱっと見で7つの黒点群が見えているでしょうか。高緯度に黒点が無いのが物足りませんが、配置がバランスよく「極大期の太陽!」という感じです。
気になる(活発そう)なのは北西の低緯度にある横長の群でしょうか。
北西のエリアと正面東寄りのエリアを各々拡大撮影しました。
やはり北西の低緯度にある群が複雑な構造をしており活発そうです。また、その右上の縁近くの群も白斑が広がっており見栄えがします。
Hα単色光。
北西低緯度の群は予想通り活発ですが、東側の群もかなりプラージュが広がっています。
北西にある一番大きなプロミネンスです周辺を拡大撮影しました。
次に光球面ですが、西側と東側各々の活発な黒点群付近を拡大しました。
ここで、もはや毎度のことになりつつありますが北西の黒点群で急な増光が始まりました。撮影すると後の処理が大変だなぁと思いつつも結局撮影してしまいました。
もう少し撮影間隔をあけたコマのみ掲載すればとも思いましたが、選んでいる気力がありませんでした(一通り処理は完了しているので)・・・
この日の分の画像処理だけで10数時間かかっています。7月に撮影したのはあと1日、何とか掲載できるかな・・・