しろくまの日記

横浜在住の星好きなおっさんのブログです

7月2日の太陽面

前回から4日後、7月2日の太陽です。

 

まず白色光。

7/2 14:18:02

黒点群は2つに分割された感じですが、立派な姿を保っています。変化していく様子を撮れなかったのが残念です。

この黒点に続く大きな黒点はないので、西に沈んだ後はちょっと寂しい太陽面になりそうです。

 

テレコンで2倍に拡大撮影したのがこちら。

7/2 14:18:02

半暗部の中に複雑な形の黒点が見える様子は4日前の姿を引き継いでいます。

 

Hα単色光。

7/2 13:19:27(プロミネンス)13:22:15(光球面)

西に傾いた大黒点群の周りは相変わらず活発ですが、南西に見えてきた黒点の周囲も思いの外活動的です。ダークフィラメントが集まっていることもあり、この辺りが一番賑やかです。

また、そのすぐ横には明るいプロミネンスも見えており、活動領域が見えてくるかも知れません。

 

その明るいプロミネンスの拡大。

7/2 13:37:09

北西の(元)大黒点群、南東の活発な領域も各々拡大撮影しました。

7/2 13:31:59

7/2 13:36:25

どちらもダークフィラメント(=プロミネンス)が光球面の外にはみ出して立体的に見えています。

やはり北西の黒点群のほうがより活動的ですが、南東の活動領域も広範囲にわたっており見ごたえはあります。南西側の画像では、縁近くにあるダークフィラメントが上の画像で拡大したプロミネンスに繋がっているようにも見えます。

 

疑似カラー化した画像も作成しました。

 

 

太陽の縁近くの黒点(活動領域)は斜めから立体的に見ているため、正面の黒点より色を着けたときの臨場感が増すように感じるのは私だけでしょうか。