6月28日、前回から3日後の太陽です。
白色光。
3日前に小さな単独の黒点だったのが、立派な大黒点(群)に発達しました。肉眼黒点になっていたかも知れません。
バーローで拡大してみましたが、
かなり複雑な構造をしています。
次にHα単色光。
期待通り中央北寄りの大黒点群の周辺が一番活発です。
西に傾いた黒点群の周辺もそれなりに活発ですが、東側に活発な領域が現れて来ないのがちょっと寂しいですね。南東に見えてきた黒点周辺もHαではとても静かです。
大黒点群の周辺をバーローで拡大撮影しました。
疑似カラー化もしてみましたが、
ほぼ正面でダークフィラメント等の立体的構造もないためか、あまり臨場感は出せんでした。
また、撮影中にこの黒点の脇に周囲より明らかに明るい光点が見えてきました。数分で周りのプラージュと同じくらいの明るさまで暗くなりましたが、ごく小規模のフレアを見ていたのでしょうか。
太陽全体を撮影中だったので解像度が低いのが残念ですが、
中央の黒点の右上に明るい部分が発生し、その後暗くなるとともに吹き出すような黒い影(プロミネンス?)が発達しています。ピーク時は太陽全体を表示していても一点だけ明るいのがひと目でわかる状態でした。
差がわかりやすい様に時間をおいた画像を選びましたが、中央の状態だったのは1~2分だったと思います。