6月上旬~中旬はすっきり晴れる日がほとんどありませんでしたが、下旬から7月初めにかけて何日か晴れた日がありました。
ちょうど大きな黒点群が通過していったこともあり何回か撮影できました。鋭意画像処理中ですが、CMOSカメラでの撮影はスタック~Weblet処理してみないと写り具合が分からないのでちょっと多めに撮影すると1日分の処理に2日がかりだったりします。
処理が終わり次第ここに載せたいと思っています。すでにだいぶタイムラグが出ていますが・・・
という事で今回は6月25日分です。
まず白色光。
時刻以外の撮影データはいつもと同じなので省略しています。
さほど大きな黒点はありませんが、その中では北西(右上)の黒点群が複雑な構造をしており活発そうです。南半球の黒点群もメインの黒点の周りに細かい黒点が多数あります。
また、北東(左上)にも小さな黒点が見えていますが、この黒点がこの後劇的に発達します。(それは次回)
Hα単色光。
白色光の画像で期待した通り、どの黒点群もプラージュやフィラメントを伴っており見ごたえがあります。
プロミネンスも大きなものはありませんが多数見えています。
北半球、南半球の黒点群を各々バーローで拡大撮影したもの。
プロミネンスについては、比較的大きな東~南東の3つを拡大撮影しました。
どのプロミネンスも複雑な構造をしています。
更に露出を長めにしてみると・・・
吹き出した跡のような淡いプロミネンスも見えてきます。