6月に入ってから天気の悪い日が多く(梅雨なので仕方ありませんが)太陽を全然撮れていませんでした。たまに朝から晴れていても我が家から撮影しやすい午後には雲が広がってしまいます。
そんな中、6月17日は久しぶりに午後になっても晴れていました。
まずは白色光。
南半球は黒点群が5個見えておりそこそこ活発ですが北半球はごく小さいものが1個だけ、随分と差があります。(赤道付近の1個は北半球でしょうか・・・)
ただ南半球の低緯度にある2つの群は複雑な構造をしており活発な様子です。
Hα単色光。
白色光で感じた通り南半球の黒点群はどれも活発な領域を伴っています。また、同緯度の縁にも明るいプミネンスが見えています。
左右どちらのプロミネンスも活発そうでしたが、左のプロミネンスが面白い形だったのでこちらを拡大撮影してみました。
ループになろうとしているのか途切れた後なのか、少しずれた時間に撮影していたらもっと面白かったのではと思わせる形ですね。
また、一番活発そうな左下の黒点周辺も拡大撮影しました。
直焦点での全体像では細かな構造が全く見えないのに、バーローで拡大すると見違えるように複雑な構造が見えてきます。
全体像はバーロー+大型センサーorモザイク合成で撮影するのが正解なんでしょうか。
前回同様、疑似カラー化した画像も作成してみました。
モノクロと疑似カラーどちらが良いか、なかなか分かりません。