先週5月18日に撮影した太陽で大きめの黒点が東端に見えていましたが、その後天気の悪い日が多く、24日にようやくその後の様子を撮影できました。
白色光。
すでに正面を過ぎてしまいましたが、期待通り肉眼黒点に育ってくれました。北半球に連なった黒点群も各々タイプの異なるタイプの黒点(群)でどう変化していくのか興味津々です。
Hα単色光。
北半球の黒点群のうち、小さな黒点が多数密集している真ん中の2個が、予想通り活発な領域になっています。
プロミネンスも特別大きなものはありませんが、全周に渡って中くらいのプロミネンスが多数見えており、先週よりはだいぶ活発な印象です。
2日後の5月26日も全天薄雲があるものの太陽は見えていたので撮影してみました。
北半球の黒点群は少し小さくなっているようですが、南半球の東寄りにあった小さな黒点群が急速に発達しています。おかげで2日前以上に活発な太陽面と言う印象です。
白色光を撮影した直後から雲が濃くなり、あわてて鏡筒を付け替えてHαを撮影しましたが、ピントの確認もできず露出は通常の5倍という結構な条件での撮影になりました。
元画像のコントラストが低く、無理やりコントラスト強調したため周辺がかなり暗くなってしまいました。
2日前にもあった北半球の黒点群周辺の活動領域は健在です。そして急発達した黒点群の周辺(というか黒点と黒点の間)もサイズは小さいですがかなり活発に見えます。
また、コントラストが低くなったせいかワンショットで光球面とプロミネンスが写りました。(マスクしてプロミネンスの強調は行っています)
翌日の5月27日も撮影できているので、この後処理を行います。