最近大きなプロミネンスが現れないと一昨日書きましたが、その翌日の3月15日に久しぶりに大きめで複雑な構造のプロミネンスが現れました。
極付近の大きなプロミネンスは最近珍しいです。バーローで拡大すると、なかなか複雑な様子を見せてくれました。
太陽全体のイメージを撮影した後、大きめの雲が通過して撮影が中断したのですが、30分間でプロミネンスの形がかなりが変わっています。
光球面自体は、前回撮影時(3月7日)から8日経って活発な領域が裏側に回りつつあるので、フィラメントやプラージュも大幅に減っておとなしい印象です。
それでも南の低緯度に黒点が並んでいるあたりが少し活発そうだったので、拡大撮影して少し丁寧に処理してみました。
私の腕ではこのくらいが限界ですが、それでもけっこう複雑な構造で楽しませてくれます。
黒点の数が減っているのは分かっていましたが、一応白色光でも撮影しました。
黒点の数は多いですがごく小さなものばかりなので、一週間前の様子を見てしまうとかなり寂しい太陽面です。