今年のCP+は昨年同様に会場イベントとオンラインの同時開催で2月22日から25日まで開催されました。
今年も例年通り、一番空いている(であろう)初日に行ってきました。
初日の午前中はプレス&招待者限定のため、その間にアウトレットに向かいます。
昨年は予約なしでひたすら並ぶ、ということで常に1.5~2時間待ちだったのですが、今年はネットでの事前予約制、会場もCP+本会場から徒歩15分くらい離れた横浜みなと博物館です。
しかし問題は受付場所。
この奥にある裏口のような入り口を入った先です・・・
案内板などは一切なく、聞かずにたどり着ける人はいないのではという感じです。
昨年の様子から大混雑を予想していましたが、予約時間(11時)に集まったのは5~6人。そのまま会場に案内されましたが、
閑散としています。出展社が昨年の半数以下ということもありますが拍子抜けです。
滞在時間は混雑時で30分、最大でも1時間とアナウンスされていましたが、この様子では追い出されることもなくのんびりと物色できました。
会場を出ると正面はにっぽん丸。
にっぽん丸を回り込むようにして本会場に向かいます。
本会場は例年通りパシフィコ横浜です。
会場イベントといってもステージでのトークショーやセミナーはオンラインで配信されるし新製品のハンズオンに並ぶ気力もないので、天文関連を中心に小さなブースを見て回ります。
昨年同様、天文関連で一番元気なのがサイトロンです。
数えきれないくらい新製品&参考出品が並んでいます。
その中で一番気になったのが、
76mm径のHα太陽望遠鏡です。
既存品だと40万以上するスペックですが、どのくらいの価格で出てくるか興味津々です。
そして別の意味で気になったのが、
ネットニュースで紹介されかなり話題になっているらしい、謎の「星空専用めがね」です。
瞳孔が開いて視力(解像度)が落ちたのを補正して、無限遠の点像の見えを良くするらしいのですが、明るいところで覗いてもただの素通しメガネにしか見えません。かなり効果はあるようなので、ちょっと楽しみです。
その他の新製品、参考出品を一部紹介しますと、
波動歯車採用、GPS内蔵の自動導入赤道儀。(載っているのはこれも参考出品の10センチ屈折)
スマホ用のスマート天体望遠鏡(左)。
右のオールインワン型のスマート望遠鏡とは違い、手動で天体に向けるようです。
既発売の経緯台(写真上)にウェッジとモーターを付けて簡易赤道儀にするシステム。
防水アクションカメラ。ほんと、何でもありですね。
他にも屈折鏡筒や防振双眼鏡、カメラレンズなども新製品が多数展示されていました。
複数ブランドを扱っているので国内メーカーとは直接比較はできませんが、次々と新製品が出てくるのはわくわくしますね。
(続く)