野鳥の子育て
例年、矢部池公園の周辺では5月~6月に野鳥のヒナを見ることができます。
今年も色々と見ることができました。
まずは矢部池公園の主役カワセミ。
ここ数年カップルになることはあってもヒナを連れてくることが無かったのですが、今年は池から10数メートルという超近場に巣を作り、頻繁にエサを持ち帰っていたことから皆で期待していました。
通常、カワセミのメスは巣に残りオスがせっせとエサを運ぶのですが、このカップルはメスも池に来て2羽で交互にエサを持ち帰っていきます。イマドキの共働き夫婦なのか、オスがエサを捕るのが下手なのでメスが見るに見かねて出張ってきたのかなど噂していたのですが、ヒナが池に現れて謎が解けました。

ヒナが6羽現れました。矢部池公園では通常2~3羽なのでかつてない数です。オスだけでは6羽分のエサを調達できなかったのですね。
ちなみに上の写真は親1羽とヒナ5羽です。ヒナが3日に分けて五月雨式に巣から出て来たためか、全員かたまってというのは撮れませんでした。



ヒナたちは全て2週間ほどで追い出され、親2匹が残りました。
そして・・・ヒナが居るころから再び交尾していた両親ですが、6月末には再びエサを持ち帰るようになりました。

7月下旬には再びヒナの姿を見られるかもしれません。
カルガモ。
矢部池には頻繁にカップルで現れますが、ヒナが生まれたのは5年ぶりです。9羽の大所帯です。




前回(5年前)は池のほとりに巣を作ったため周りから狙われ放題、見に行くたびに数を減らして3日ほどで全滅してしまいました。
今年は池の中にある島に巣を作ったので安心かと思っていたのですが・・・

翌日の午後には6羽に減っており(1羽は自由人で単独行動、一緒に撮れませんでした)、翌朝には全滅してしまいました。
ウシガエルに捕食されるのを複数の方が目撃しています。
外来種のウシガエルは最近かなり数を増やしており、アオダイショウも1メートルクラスのものが生息しているため、逃げ場のない矢部池はカルガモの子育てには厳しい環境のようです。
外来種といえばカメ。

ミシシッピアカミミガメ(通称ミドリガメ)の子ガメも大量に生まれていました。
写真はごく一部で、このパイプの上だけで26匹子ガメがいました。
以前「池の水全部抜く」で外来種は駆除したらしいですが、ウシガエルと共に再び外来種に席巻されつつあるようです・・・
ハッカチョウ。
(東日本では)横浜と鎌倉の一部でしか見かけないそうですが、矢部池公園を含む自宅付近ではスズメに匹敵するほど良く見かけます。
自宅近くの公園に巣を作っていると思ったら、ヒナを連れた姿を良く見かけるようになりました。


シジュウカラ。
自宅の巣箱にいたヒナはいつの間にか巣立ってしまいましたが、親子でいる姿はちょくちょく見かけます。

ウグイス。
親子のツーショットは撮れませんでしたが、ヒナの姿を捉えることができました。

ムクドリ。
数が多すぎでまったく注目していませんが、たまたま親子のツーショットを撮影できました。

ツバメ。
今年は矢部池公園で子育ての様子を見ることはできませんでしたが、旅先のサービスエリアは例年通りツバメの巣だらけでした。(写真は常磐道の友部SA)


例年多数見かけるヒヨドリは5月頃からまったく見かけなくなり、子育ての様子も見られませんでした。
金星と木星の接近
6月上旬から中旬は金星と木星が接近するということで撮影の機会をうかがっていました。
最接近の前後は天気の悪い日が続いていましたが、最接近2日後となる6月12日の夕方は日没後に急に晴れ間が広がり何とか撮影できました。

小さな画面だとはっきりしないので、星を強調してみるとこんな感じ。

右側にふたご座のポルックスとカストルも写っています。
翌週は新月を過ぎ、月との競演を狙っていましたが条件の良い16日と17日は曇り。
月が少し行き過ぎた18日に、薄雲越しですが何とか撮影できました。

月と金星、木星、水星がすべて写っていますが、撮影時刻が少し早い(背景が明るい)ことや薄雲越しということもあり、だいぶ弱々しいです。
ということで、こちらも星像を強調してみました。

強調しても小さな画面だとちょっと微妙ですが、月水木金とポルックスまでは何とか写っています。(カストルは等倍に拡大すると何とか確認できました)
桜と野鳥
今年も桜の季節。
近所の谷矢部池でも横浜緋桜に続いてソメイヨシノもほぼ満開となりました。


ただ桜を撮ってもつまらないので、野鳥などの生き物と一緒に収めてみました。
定番のカワセミと横浜緋桜。

カワセミとソメイヨシノ。


カワセミと横浜緋桜が一緒に撮れるのは珍しいらしく、満開直後の先週は最大で10人以上の人が集まっていました。
しかし、目の前に三脚を構えた人がずらっと並んでいたらカワセミがわざわざ寄って来る可能性は低く・・・日曜の午後には誰もいませんでした。
横浜緋桜が8割方散った今日は、オスとメスの2羽で来てくれました。


以下はその他の野鳥です。
シジュウカラ。

メジロ。

コサギ。

ヒヨドリ。

カワウ。

野鳥ではありませんがタイワンリス。

ちょっと視点を変えてミツバチ。花は横浜緋桜です。

ビロードツリアブ(と、グーグルレンズが言っています)

横浜緋桜は今日、明日の雨でほぼ散ってしまいそうですがソメイヨシノはもう少し楽しめそうです。
ダイヤモンド富士2026年春
自宅付近では富士山が真西より少し(3~4度)南寄りに見えるので、春分の前と秋分の後にダイヤモンド富士が見えます。
忘れていて気が付くと過ぎていた、ということが多いのですが今回は忘れずに準備できました。
しかし問題発生。長年使用していたd_fujiというフリーソフトがWindows11では動かないようです。
そこで複数の予報サイトを比較した結果、精度と使いやすさから「ダイヤモンド・パール富士マップ」という予報サイトを利用し、念のためステラナビゲータで確認という方法を取りました。
このように準備万端で挑んだのですが、こんな時に限って天気が悪いんですよね。8日分の計画を立てていましたが、見れたのは1日だけでした。
唯一の成功が3月14日。
撮影場所は中田中央公園から少し北に行った路地です。

思ったより透明度が良かったのか前景と太陽の輪郭が両立できなかったので、ブラケット撮影していた画像をスタックして処理してみました。

1/4000から1/80の10コマをステライメージでスタック/処理
丸い太陽が富士山の上に乗っている姿を何とか表現できました。
ご存じの通りダイヤモンド富士は4年ごとに同じ場所、時刻に見ることができますが、この場所では4年前にも撮影していました。
その画像がこちら。

この時は薄雲で太陽の形を捉えることができませんでしたが、4年越しでリベンジができました。
2/9の大火球とATOMCam2の不調
ネットでも話題になっていた2/9の大火球、我が家のATOMCam2にもしっかり写っていました。

横浜からはほぼ真北に流れました。北極星のすぐ下を通過しています。
しかし画像を見ると一目瞭然ですが、流星がぶつ切りに写っています。
先月の四分儀群でも気になっていましたがATOMCam2の調子が悪いです。
動画ファイルのプロパティを見ると、フレーム率が11.3フレーム/秒になっています。

ATOMCam2のナイトモードは本来15フレーム/秒なので・・・

4コマに1コマもコマ落ちしています。
上のプロパティには見えていませんがファイルサイズも3/4になっています。
電源ケーブルを抜いて強制再起動すると正常に戻るのでそのまま使っていますが、数日で再発します。
最初は単純にATOMCam2の故障かと思ったのですが、稼働している3台のATOMCam2全てで同様の症状が起きています。
更に謎なのは、3台がほぼ同じタイミング(時間差1時間程度)で発症するようです。
こうなると単なるハード故障とは思えません。
置き換え用のATOMCam2は購入しましたが、原因不明なのは気持ち悪いので引き続き検証中です。
しぶんぎ座流星群2026
今年のしぶんぎ群は極大時刻が1月4日の6時、極大のピークが狭いしぶんぎ群としては好条件です。
しかし極大は満月(19:03)の夜。南中高度81度の月が一晩中輝いておりこの点では最悪です。
明け方がピークということで夜明けの影響が出るのが遅い西の空を狙いたいところですが夜半後の西の空には満月が・・・高画質の一眼をどこに向けるかが悩ましいところです。
思案した結果、放射点が低い時間帯は北の空を、放射点が高く月が北側に回り込んでくる明け方は南の空を狙うことにしました。
結果、meteor detectの検出数は
ATOMCam 東カメラ 78
ATOMCam 北カメラ 33
ATOMCam 西カメラ 60
ATOMCam 南カメラ 102
α7SⅢ + 15mmF2 140
ふたご群に比べると少ないですが、満月であることを考えるとしぶんぎ群としてはかなり活発な出現だと思います。
気になるのは先月のふたご群がどのカメラも同じくらいの検出数だったのに比べ、今回は検出数のばらつきが大きい点。
満月が直接写り込む西カメラが(露出が絞られるので)少ないとか、放射点が低いうちから流れる北カメラが多いとかであれば納得なのですがそうでもありません・・・
α7SⅢが多いのは光害カットフィルター(スターリーナイト)の効果や60FPSで撮影(ふたご群は30FPS)していたことなど考えられますがこれも確証はありません。
検出されたの特徴としては、しぶんぎ群らしく火球クラスの流星や爆発する流星はほとんどなく暗い流星が大半でした。
めぼしい流星はこんな感じ。
ATOMCam2










α7SⅢ




一応、ふたご群と同様に各カメラの比較明合成も行ってみました。
東カメラ

北カメラ

西カメラ

南カメラ

α7SⅢ前半(北)

α7SⅢ後半(南)

これを見て気づいたのは東カメラの左上と北カメラの右上に流れていないこと。これって放射点の方向です。
偶然というには不自然ですし、流星の軌跡が短くて検出されにくいとか何か理由があるのでしょうか・・・
ちなみに今回のしぶんぎ群は肉眼では1個も見ることができませんでしたが、暗い流星が多かったのを見ると納得です。
謹賀新年2026
本年もよろしくお願いします。
例年だと年が明けると横浜港での汽笛と花火の音が聞こえてくるのですが、今年は花火の音が聞こえてきませんでした。
夏の花火大会の爆発事故で自粛になったのでしょうか・・・
また、除夜の鐘を聞きながら寝るのが恒例なのですが、暖房効きすぎで窓を開けていたところ複数の鐘が聞こえていることに気づきました。
音の大きさやタイミングから確実なのは3つ。更に1つかすかに聞こえる気がします。
除夜の鐘を鳴らしているお寺ってけっこうあるのですね。
夜が明けると元旦恒例の初日の出。
いつもの撮影場所に向かうと、途中で目の前をカワセミが鳴きながら通過して鳥が丘の遊水地に入っていきます。矢部池公園にいないこと確定です・・・
撮影場所に着くと案の定低空に雲があるものの雲の薄い部分もあります。
通常より5分遅れで7時ちょうど、太陽がその部分にかかりますが・・・


この時点では初日の出と言えるか微妙。
結局、雲の上から太陽が顔を出したのは30分遅れの7時25分ころでした。


その後矢部池公園に移動し、今年最初に出会った野鳥は月に一度も見かけないオナガでした。

そして年に1~2回しか見かけないイソヒヨドリ(メス)。

最近公園を占拠しているヒヨドリは当然のようにいます。

この冬は本当に野鳥が少なくシャッターを1コマも切らない日も多いので、かなりの豊漁です。
カワセミは案の定いませんでした。ただ、翌2日には元気に狩りをしていました。


今年も公園の主役カワセミは健在のようです。
正月の縁起物でもある富士山ですが、元日は見に行けず2日は曇り。3日にようやく見ることができました。
晴天続きで積雪がじわじわ減っていたのが、2日夜の雪で冠雪もだいぶ復活していました。


雨で空気中のチリがなくなったのか、透明度も抜群の富士山でした。
2日と3日は家のすぐ近くを通る箱根駅伝の中継用ヘリが例年通り上空でホバリングしながら自宅の真上をゆっくりと通過していきます。

先行して飛行しているヘリも含め30分近くに渡ってかなりの騒音です・・・
昔は自宅からレースの様子が見えたのでヘリの接近を合図に観戦できたのですが、防音壁ができてレースが観れなくなったのでただ騒がしいだけです。