ここ一週間くらい撮影した画像の整理が全然できておらず、ブログにも載せられていませんでした。
昨日、久しぶりに太陽を撮影できたので先週撮影した分と合わせて2日分の画像を処理しました。
まず、少し古いですが12月23日の太陽です。比較的大きめのプロミネンスが見えていたので撮影しました。
南西(右下)の大きめのプロミネンス以外にも小さなプロミネンスが多数見えています。
この日はダークフィラメントが多数見えており、西縁にかかるタイミングで噴出してくれればと思っていましたが、何事もなく消えていったようです。
また、大きめの黒点が正面に来ていたので白色光でも撮影しました。
1枚目のHαもそうですが、この日はシーイングが悪かったようでかなり寝ぼけた画像になってしまい、黒点の細かな構造も見えていません。
次に昨日12月28日に撮影した画像です。
この季節にしては透明度が悪く霞んだ空でしたが、その分シーイングが良かったのか23日とは比較にならないシャープな画像が得られました。
南の縁にあるプロミネンスが大きいかなと思い撮影しましたが思ったより暗く、空の透明度の悪さも手伝ってしっかり写ったのは根本の部分だけでした。
むしろ東(左)の赤道付近や南西(右下)にあるプロミネンスのほうが(暗いですが)複雑な構造で楽しめます。
北西(右上)に沈みかけている黒点群、北東(左上)に昇って来た黒点群ともにフレアを繰り返しているようなので、縁にかかったときにどうなっているか注目しています。