若田さんが滞在中は夕方のISS通過がなかなか無かったのですが、帰還したとたん夕方の通過が続いています。
3月14日
SiriusComp 64で比較明合成
珍しく我が家から観測しやすい南～東方向の通過だっのですが、すっかり忘れていて撮影場所に着いた時には既に見え始めていました。
慌てて撮影しましたが、前半は写っていないし最後画面から外れてしまうはで散々です。
3月15日
SiriusComp 64で比較明合成
日没から2時間近い時刻での通過という事もあり、高度45度くらいまでの短い通過で明るさも今一つでした。
3月16日
SiriusComp 64で比較明合成
ほぼ天頂（高度88度）を通過する最高の条件ということで、万全を期して撮影に挑みました。
驚いたのは、ISSのすぐ後ろを暗い衛星が追走していたこと。最初、乱視が悪化したかと焦りました。
比較明合成だと軌跡が重なってしまうので、天頂付近の画像を拡大してみました。
7倍以上（面積で50倍以上）のトリミングですが、意外に良く写っています。
画面左の星がカストルとポルックス、右の明るい星が火星ですので、追走する衛星もけっこう明るいです。（2等星くらい？）
ネットでざっと調べてみましたが、正体は分かりませんでした。
事前に分かっていればちゃんとビデオで撮影したのですが、その点が残念です。
15日と16日の動画（16日は追走が分かる様に拡大動画付き）はYuoTubeにアップしました。
