しろくまの日記

横浜在住の星好きなおっさんのブログです

星の村天文台星まつり2023

すでに半月前になりますが、6月2日~4日にかけて福島県田村市滝根町で開催された「星の村天文台星まつり&フードフェス」に行ってきました。

石川町スターライトフェスティバルから引き継がれた星まつりもすでに11回目になります。
会場は開洞50周年になるあぶくま洞の隣にある星の村天文台です。

この星まつり、元々は10月に開催されていたものの、台風直撃による中止や開催できても大雨に見舞われたりが何度もあったことから
去年から6月開催になりました。

しかし・・・今年は想定外の台風2号の通過による梅雨前線活発化により太平洋沿岸は大雨予想。

台風が通り過ぎる2日目からの参加も考えましたが、それだと関東が暴風雨予想の金曜夜に移動することになるため雨脚が強まる前に移動してしまおうと初日から参加することにしました。

初日の早朝に家を出て、雨が降ったり止んだりの中お昼前には会場に到着しました。

会場はもちろん雨、出展ブースも回転しているのは半分くらいと言う感じです。

 

天文台の中で時間をつぶしていると、廊下の壁に昨年末に他界された藤井旭さんの思い出コーナーが設置されていました。
写真や直筆のメモ、イラストなどが多数張り出されていたほか、使用されていた鏡筒なども展示されていました。

 

夕方からの開会式も天文台の中で行われました。

 

雨は本降りになったり霧雨程度になったりを繰り返しましたが完全に止むことはほとんどなく、暗くなってからはいつもお世話になっている栃木のすばる天文同好会のテントで過ごさせていただきました。

 

2日目は早朝には雨が過ぎ去り、雲は多いものの終日好天に恵まれました。

出展ブースの数は昨年より少し増えていますが、関東は朝まで大雨だったせいか昨年より人出は少なめな気がしました。

 

今回は「星の村天文台星まつり&フードフェス」の名前の通り、キッチンカーが複数出店していました。

 

元々この星まつりは食事がネックでちゃんとした食事はとなりのあぶくま洞に行くしかありませんでした。

そのせいもあってか2日目は夕方には全店完売で閉店していました。

残念だったのは初回からずっと出店していた焼きしいたけの屋台が、体調不良とのことで急遽出店取りやめになったこと。絶品の焼きしいたけ、毎年楽しみにしていたのですが。

 

駐車場の様子。


11時頃なので例年だと混雑し始める時間ですが、かなり隙間があります。
画面左に見えている白と黄緑のテントが何かとお邪魔しているすばる天文同好会のテントです。8畳の広さでとても快適です。特に今回のような雨天ではありがたみを感じます。

 

この星まつり、出展ブース自体も他の星まつりに比べるとこじんまりと営業しているお店が多く割と短時間で見て回れてしまうので、毎回となりのあぶくま洞にも行ってみます。こちらは天文台以上に人が少なく閑散としていました。

 

ある意味メインイベントの抽選会。

 

今年は出展社からの協賛品以外の抽選以外にも地元田村市の特産品の抽選も行われました。
また、子供向けの商品が当たった大人が辞退すると天文台の非売品ボールペンをプレゼントするなど色々と工夫をして盛り上げていました。

 

2日目の夜も晴れ間が見えるものの雲が多く、そもそも満月なので写真は最初からあきらめています。そんな訳でこの日もすばる天文同好会のテントにお邪魔していました。

朝まで仮眠を取って昼間ゆっくりと帰って来ようかとも思いましたが、首都高の大師橋が架け替え工事中で通行止めの真っ最中、横浜方面への渋滞の予想が立たないので1時過ぎには会場を発って帰宅しました。

 

今年はコロナ禍が落ち着き、星まつりが戻って来ると思っていました。しかし先日、原村星まつりが従来型(メーカー/販売店の出店や一般参加者による観望エリア)の星まつりを実施しないことを発表、小海町の星まつりも自治体側は同様の方針とのことです。(こちらは自治体主導のイベントとは別に実施する道を模索しているようです)

このような星まつりは減っていくのかも知れませんが、メーカーの人と直接話をする機会が減るのは寂しいです。