今日はみずがめ座の4等星(正確には4.05等)、τ2星の星食がありました。
来週の皆既月食中に起こる天王星食が5.6等ということで、機材の確認&リハーサルを兼ねて撮影しました。
撮影機材はタカハシのμ180(F12)にマイクロフォーサーズのDMC-G7。
EXテレコン機能の使用で6000mm相当です。
結果、ISO1600、1/30secで程良く撮影できました。
下記の画像はビデオからの切り出しです。
潜入直前(ISO1600、1/30sec):
出現直後(ISO1600、1/200sec):
出現では月面が飽和しないように露出を押さえてみましたが、恒星が暗くなり今一つでした。
静止画だと何だか良く分からないので、動画もアップしました。
今回の食、潜入の1~2分前に画面が小刻みに振動を始めました。見たことのないブレかたに何事かと焦っていると、何秒後かに体が揺れを感じ、同時に画面が大きくゆっくりと揺れだしました。震度3の地震です。
すぐに揺れは収まったので撮影には影響ありませんでしたが、地震があと1分ちょっと遅かったら揺れている中での潜入になるところでした。
しかし、S波よりP波のほうが振動の周期が短いのはいつも体感していますが、目で確認したのは初めてでした。
来週の天王星食は今回より1.5等暗いのでISO3200~5000くらいで撮る必要がありそうですが、DMC-G7は一昔前のマイクロフォーサーズ、ISO3200以上は急にノイズが増えるので避けたいところです。
星食の撮影では月の光によるフレアを避けるためにテレコンを使用せず、センサーの小さなマイクロフォーサーズ+EXテレコンで拡大率を稼いでいます。
ただ今回は月食中という事でフレアの心配は少ないため、テレコンを付けてフルサイズで撮ったほうが良いかも・・・