最近ちょっと忙しかったのが少し落ち着いてきたので、たまっている写真の整理・処理を進めています。
太陽も撮ってみたけどあまり面白くなかった、というのが続いていたのですがもっとも最近撮った5月18日分を処理しました。
白色光。
比較的黒点が少ない日が続いていましたが、かなり大きめの黒点が見えて来ています。
5日経っているので現在ではかなり見やすい位置に来ているのですが、天気が悪く撮影できていません。
次にHα単色光。
北西(右上)の黒点群周辺は多少活発のようですが、新しく見えてきた黒点周辺は今のところ目立った活動領域は見えません。ダークフィラメントは多数見えますが、全体としては比較的おとなしい太陽面です。
プロミネンスも数は多いですがごく小さなものだけです。
しかし、ごく淡いプロミネンスが見えている様だったので、ギリギリまで露出を伸ばすと巨大なプロミネンスが見えてきました。
最初の合成画像に使用したプロミネンス画像に対して10倍以上、バックが飽和するギリギリまで露出をかけて何とか見えてきました。太陽像が肥大しているので光球面との合成はできません。
最初の画像で太陽の右側に見えている淡いプロミネンスが2枚目の画像で下のほうに見えている角のようなプロミネンスだと思いますので、明るさの差が分かるかと思います。
実は、2日前の16日にもごく淡いプロミネンスが見えていました。
このような淡いプロミネンスを立て続けに見せられるとダブルスタックが欲しくなりますが、円安の現在ではとても手が出ません。