今朝は朝から快晴、この時期としては透明度が良く富士山がはっきりと見えました。
RAW画像からコントラストを無理やり上げ、表面の様子をあぶりだしてみました。
夏の富士山の山肌が何とか分かるでしょうか。
さて、前回から5日後、7月16日の太陽です。
白色光。
5日前に東寄りにあった南半球の大黒点は既に傾いており、東から姿を現していた黒点群は単独の小さな黒点に退化しています。
しかし、そこそこ立派な黒点群が複数現れにぎやかな太陽面になっています。
しばらく前までは黒点がほとんどない面があり定期的に無黒点に近い状態になっていましたが、全体に活動が上がってきているのでしょうか。
東側、西側各々の黒点群を拡大撮影しました。
どの黒点群も複雑な構造をしており、太陽活動の活発さがわかります。
Hα単色光。
大きな3つの黒点群周辺はそれなりに活発な様です。
プロミネンスも大きなものはありませんがそれなりに明るいものが多数見えています。
ぱっと見で目立つ北東の千切れたプロミネンス周辺を含む東縁を拡大撮影しました。
露出をかけても根本は見えてこないので、完全に千切れた後のようです。
例によってHαの拡大撮影がうまくいかないのですが、一応東西の黒点群周辺を拡大撮影しました。
写りがイマイチなので多くは語れませんが、東の黒点群は表面の活動も少し控えめでしょうか。