前回から2日後、7月4日の太陽面です。
この日は白色光を撮影できなかったのでＨα単色光のみです。
北半球低緯度の大黒点群は西の縁に近づき、1～2日で裏に回りそうです。
一方、東の黒点群は北半球、南半球とも2日前よりも活動領域が広がっているようです。（正面に近づいてそう見えるだけ？？）
プロミネンスは北東と南に比較的大きなものが見えています。
まずはプロミネンス。
複雑な構造を持ったプロミネンスは楽しいです。
この2枚は大幅なトリミングしたものをTopaz Photo AIでアップスケールしたものです。太陽の画像は白色光、Hαとも効果が無いことが多いのですが、プロミネンスには割と効果があります。
次に活動の活発な領域ですが、沈みかけの大黒点群、東側の黒点群の南北各々について拡大撮影しました。
どの領域もプラージュやフィラメントが入り乱れ、活発な太陽活動を感じさせます。
2枚目（北西の領域）は周囲より輝度の高い箇所がありますが小規模なフレアの跡でしょうか。（ピークが白飛びしない様に露出を決めているので、これのおかげで露出不足気味になりました）
疑似カラー化したものはこんな感じ。
3枚目の画像、明るいプラージュと暗いフィラメントのバランスが良く絵的にきれいですね。
