前回から4日後、7月27日の太陽面です。
画像の処理自体は4日前に終わっていたのですが、原村行きなどがあり結局10日以上遅れでの掲載になってしまいました。
白色光。
前回同様にぎやかな太陽です。
北半球で西に沈んでいく黒点に呼応するように、東から新たな黒点が現れています。
南半球にも新たな黒点が見えており引き続きにぎやかな太陽が楽しめそうです。
現在は単純な形の黒点が多いですが、一番複雑そうな北東の黒点を拡大撮影してみました。
あまり解像度良く撮影できていませんが、縁から現れた新たな黒点周辺も白斑が広がり、活発な様子が見て取れます。
Hα単色光。
北西の低緯度にある黒点の東側に広がるプラージュが相変わらず目立っています。白色光ではほぼ何もない領域なので意外です。
一方、白色光で拡大撮影した北東の縁付近は静穏です。
プロミネンスは目立つものはありませんが、東の縁に淡くモヤモヤとしたものがあるので露出を伸ばして拡大しました。
かなり活発なプロミネンスのようです。
黒点群の拡大ですが、一番目立つ北西、白色光で気になった北東に加えて割と目立つ南東の領域を各々撮影しました。
北西と南東の黒点群はプラージュとフィラメントが入り乱れる様子が良く分かります。
また、全体像であまり目立っていない北東の黒点群も規模は小さいですが黒点間の活発な活動(プラージュ)が良く分かります。(今にも噴出しそうな巨大フィラメントのほうが目立ちますが)
疑似カラー化もしてみました。
解像度が低いせいか、あまり迫力がない様に思えます。