8月1日に続いて、2日連続で好条件のISS通過が見られました。一か月以上続いた夕方のISS通過の、最後の条件の良い通過です。
日没の少し前から雲が広がっていたので心配しましたが、通過時刻が近づくにつれ徐々に薄くなり、結果的にほぼ影響なく見られました。
夕空を2分する見事なISS通過でした。
今回も飛行機の通過がありましたが、時間帯が早く露出が抑えられているためあまり目立ちません。そう考えるとISS自体はかなり明るいです。
距離420kmの通過という事で望遠鏡での拡大撮影を計画していましたが・・・
日没後30分という早い時間での通過に加えて薄雲が広がる中、ピント合わせを行う星がなかなか見つからず時間切れで断念しました。
急遽手元の400mmズームで手持ち撮影しましたが、天頂付近で撮影したものはピントが甘い上に露出がオーバーでイマイチ。以前撮影した際のデータを参考にしたのですが通過条件で適正露出はかなり変わるようです。
かなり高度が下がってから(距離が開いてから)AFで撮影したものが一番まともでした。
太陽光パネルも分かりますし、10万もしないズームレンズの手持ち撮影としては割と良く写ったほうでしょうか。
本格的に撮影するにはきちんと準備する必要がありそうです。
しかしそれ以上に問題だったのは、拡大撮影でバタバタしていたせいで肝心のタイムラプス撮影の軌跡(地上の風景も)がブレブレになってしまいました。
今後しばらくは夕方のISS通過はないようです。