しろくまの日記

横浜在住の星好きなおっさんのブログです

若田さん滞在中のISS

12月3日でブログを開始してから丸1年たちました。

確認したら投稿件数は80件、4.6日に1件のペースです。当初目標としていた週1件はクリアしており、ものぐさな自分としては良いペースです。

いつまでこのペースが続くでしょうか。

 

さて、昨日は日没頃から急速に晴れ間が広がり久しぶりにISSの通過を見ることが出来ました。

 

12/4 17:24~   EOS R6 TAMRON17-35mmF2.8-4  17mm  F3.2  ISO3200
0.5sec × 310枚をSiriusComp64で比較明合成 DPPでトリミング

今回は北方向での通過のため、画面左上にこぐま座、右側にペルセウス座ぎょしゃ座が見えています。急に晴れ間が広がり慌てて準備して撮影したため、見えはじめ(左端)が欠けています。

 

10月から若田光一さんが滞在しているISSをはじめて撮影できました。

若田さんが滞在しているからといって見え方が変わるわけではありませんが、眺めていると何か特別感はあります。初日の出などと同じですね。

今週は夕方のISS通過が続くので、若田さん滞在中のISSを見る絶好の好機のようです。(来週以降はしばらく明け方の通過になります)

 

最近、昔買った本の読み返し(と言っても半分くらいは買ったきり読んでいなかった本)をしているのですが、今日読んでいた村山定男先生の随筆集に、宇宙開発の話が載っていました。何ともタイムリーです。

昭和34年、私が生まれる2年前に書かれたもので、人類初の人工衛星から2年でソ連の宇宙ロケット(この表現自体が時代を感じます)が月に到達、そして立て続けに月の裏側の写真撮影に成功したことについて書かれたものでした。

ロケットを月に到達させることや軌道に乗せること、ましてや写真を地球に送るのがいかに困難なことかが描かれていました。

村山先生のお若い頃ってまだ人工衛星すら打ち上げられていなかったんですよね。

 

けっこう最近まで(と言ってですかね・・・)人工衛星を打ち上げることすらおぼつかなかったんだと考えると、日本人が滞在する宇宙ステーションを当たり前に眺めている現在って天文ファンとしては幸せな時代です。