一昨日の12月8日夕方には月と火星の美しいランデブーが見えましたが、それと同時に最高の条件でのISS通過も見ることができました。
ISSが見え出すのが17時24分頃ということで、17時過ぎまで月と火星を撮影した後、あわてて家に戻り撮影しました。
画面の上が北になります。
右上10時の方向には月と火星も写っています。
そして本日、10日ほど続いた夕方のISS通過の最後となる通過が見られました。
正面が南東になります。
正面の低空を這うように進む暗い軌線がISSです。距離が遠いためか西から南の通過で逆光だった(見えているのがほとんど影の部分)ためかとても暗く、気を付けて見ていないと気付かないレベルでした。
今のところ、今年最後の夕方のISS通過のようです。
そしてISS通過の少し前には、こんなものも見えました。
画面右下、建物ぎりぎりに見えるのが金星(高度2.0度)、左上の隅に見えるのが水星(高度4.8度)です。
金星が夕方の空に見え始めました。今シーズン初の「宵の明星」です。
今年は明け方の東天が惑星大集合などで賑やかだった半面、夕方の西天は寂しい期間が続きました。
撮影しやすいのは何といっても夕方なので、来年に向けて惑星が夕方の西天に集まってくるのが楽しみです。