前回少し書きましたが、今年のふたご座流星群は
極大前夜 12月13~14日 明け方4時ころまでべた曇り
極大当夜 12月14~15日 一晩中べた曇り
ということで、直接観測できたのは12月14日明け方の40分間と15~16日(極大翌日)だけでした。ただ例年ふたご群は上下とも完全防寒で臨むのが通例でしたが、今年は夜半を過ぎても20度を割らずフリースのジャケットすら着ていられないという異常な陽気でした。
肉眼で見たのは14日に3個、15~16日は暖かい為ではないでしょうが雲が多く1個だけという寂しい結果でした。
以下は観測しながら一眼で撮影できた比較的明るい流星です。
14日(5時台)
15~16日
元々火球クラスの流星の割合は低い群ですし、撮影時間が短いこともあってあまり派手な流星は写りませんでした。
また、ATOMCAM2にもかなりの流星が写っていましたが、明るいものは少なかったです。
以下、12月8日から16日に写った主な流星です。
明らかに爆発しているのは2個(最後の1個はふたご群かちょっと微妙・・・ATOMCAMの画面はかなり歪曲しているので判断が難しいです)だけで、並べてみるとふたご群の特徴が良く出ている気がします。
最後に、この期間で一番明るかった流星は、
残念ながら散在流星でした。(右上にオリオンが写っていてふたご群かと思ったら下から上に流れていました・・・)