9月29日はお月見、中秋の名月でした。
最近になって突然マスコミが騒ぎ出したスーパームーン等と違って昔からの習慣という事で特別感があります。
昼間は晴れて暑かったので期待していたのですが、夕方になると西の空から一気に雲が広がり空一面雲に覆われてしまいました。
月の出の時刻には雲量9以上、というか99%雲という状況でしたが、東の低空だけ晴れ間が残っている(西からの雲が覆いつくせていない隙間)ので「一応」待ち構えていました。
予定時刻になっても月が昇ってこないので低空にも雲があるのかとあきらめかけましたが、3分ほど遅れて月を発見。
昇ってくる位置が分かっていないと気付かない淡~い姿でした。
2分後。だいぶはっきりしてきましたがまだ肉眼では下半分が霞んでいる感じ。
更に2分後。ようやく肉眼でも丸い月が昇って来たとはっきりわかり道行く人が目を止めていきます。
この5分後、月を見つけてから9分後には上空の雲にかかり、そのまま消えていきました。
この後も何度か外に出て確認しましたが高く昇った月を見ることはできませんでした。
今年のお月見は10分間限定でした。
ところで、この日はちょうど月の出の時刻に自宅近くでダイヤモンド富士が見られる予定(ダイヤモンド富士の予報時刻と月が地平線に顔を出す時刻が1分違い)でどちらを優先するか迷っていたのですが、こんな天気だったので心配不要になってしまいました。