先日、7月6日は上弦の月の前日で月面Xが見られるということは天文カレンダーで知っていましたが、特段興味はありませんでした。刻々と変わる月面の欠け際の模様なんてどうにでも見えるのではないかと・・・
実際、月面Xが有名になってくるとA、V、E、L、Oと次々出てきましたし。("O"ってただのクレーター?)
それでも、たまたま夕方の散歩から帰って来た時に月を見て「ちょうど今月面Xが見えているのかぁ」と思い出し、試しに撮影してみました。
そんな経緯なので、望遠鏡なんて当然用意していません。超望遠コンデジを持ち出しての手持ち撮影です。
雲が流れる中、雲が薄くなった瞬間を狙っての撮影でしたが、何とかXが確認できる写真を数枚ゲットできました。
一番の見ごろからは50分ほど過ぎているので形が崩れかけているようですが、何とかXの形が確認でます。(下から1/3くらいの位置)
トリミングしてみたのが下の画像です。
50分遅かったせいか拡大するとXと呼ぶにはちょっと厳しいですね。
今回は、撮影時刻がちょうど日没頃でかつ雲越しの撮影だったのでコントラストの無い画像になってしまいました。
そこで、コンデジの実力を見るため、40分ほど過ぎて雲もなくなってから再度撮影しました。(Xはかなり崩れていますが)
海の部分が飛ばない様に若干トーンカーブをいじっていますが、ほぼJPEG撮って出しです。
コンデジでの手持ち撮影にしては、思いのほか良く撮れています。
ここまで写るならと、トリミング画像をAI画像処理ソフトでアップスケール処理してみましたが・・・
解像度が上がっている個所もありますが、本来は存在しない変な模様が色々と現れました・・・このあたりは1/2.3インチコンデジの限界ですね。