曇って見られなかった部分月食ですが、左上に木星があってとても絵になる予定でした。
そして半日経った29日の夕方は、月が木星を追い越し(日周運動からは逆方向ですが)横に並んだ状態で地平線から昇ってくるはずでした。
しかし・・・すっかり忘れて撮り忘れてしまいました。
光度20度ほどに昇ってから撮影したのがこちら。
画面は横位置で水平を取っていますので、ほぼ真横に並んだタイミングです。
輝度差があるので画面の左右で別々に明るさを調整しています。
翌30日の明け方には月が更に追い越し、上下に並んだ姿が見られました。
ここまで見たので、どうせならと朝の散歩を10分ほど早く出て領家中学の裏へ、沈んでいく姿も撮影しました。
センサーのゴミが目立つ画像で申し訳ありません。
木星がかなり暗かったのでスターエンハンスで強調しています。
今回はここまでの予定だったのですが、すぐ横にある富士山が赤く染まっているのを発見。
肉眼ではここまで赤くはありませんでしたが、少し暗めの露出にすると(-0.3)きれいに赤く写りました。ホワイトバランス:太陽光 で色の強調は行っていません。
広角で撮影すると地平線付近だけが赤いのが良く分かります。
この後散歩を続け、踊場橋についた時(13分後)にはほぼ通常の色に戻っていました。
ここまで来たらと、散歩の帰りには月が沈むところを撮影して帰りました。
さすがにかなり淡く、コントラストをかなり上げています。