11月25日は月と木星の大接近でした。
月が一周するごとに接近するので特に接近自体は珍しい現象ではありませんが、今回は特に見かけの距離が小さい(1°48′)という事です。
前日の24日は快晴で、月と木星がちょっと離れて並ぶ姿が見られました。
最接近当日の25日は夕方まで晴れ、夕方以降は曇りという下り坂の天気予報でしたが、実際には朝からずっと曇ってました。
この日は谷戸矢部池公園で月に一度のカフェバード&ミニ写真展の日という事で、運よく晴れたら昇ってくる月と木星を撮ろうと待っていました。
16時までの写真展の間は晴れてくることがありませんでしたが、帰宅途中に一部晴れ間が広がり月が見えてきました。
これだと木星がほとんど分からないので木星のみ強調するとこんな感じ。
月は数分で雲に隠れてしまいましたが、15分ほどで再度雲間から顔を出してくれました。
15分の間に空がだいぶ暗くなり、強調なしでも木星ははっきり見えます。
最接近は17:05なので25分前です。肉眼で見るとかなりの接近なのですが、望遠レンズで拡大してしまうと「大接近」というには少し遠い印象ですね・・・
大接近を実感できる前日のような広角での写真も撮りたかったのですが、今回も10分ほどで雲に隠れてしまい、それ以降姿を見せることはありませんでした。