ここ半月くらいの太陽は目立った黒点もなく、Hαでも比較的静かな状態が続いていました。
先週後半に「久しぶりに大きな黒点が見えてきたよ」と聞いていたのですがなかなか晴れず、今日ようやく薄雲越しに撮影できました。
白色光、Hα共にAutoStakkert3で50%スタック後、RegiStax6でWeblet処理、ステライメージ8でコントラスト調整/鏡像変換(Hα)等行っています。
前回の投稿では天体改造したデジ一眼を使用していましたが、シャッターの耐久性が不安になり(色々条件を変えて撮影していたら数日で一万ショット超えていました)以前惑星を撮ろうと買っていたCMOSカメラを持ち出してきました。
今までPCが必要となる撮影はなるべく避けてきましたが、バーティノフマスク等が使えない太陽撮影ではPCの大画面でピント合わせが出来る、と言うだけでも随分と撮影が楽になりました。
Hαでもはっきり分かる大きな黒点も見事ですが、大きな黒点の右下にある細かな黒点の集団の方が更に興味深いです。Hαだとこの辺りのほうが活発な様ですし、SDOの動画などで見ても急速に変化(発達)しているようです。
また、東の淵から見えて来ている黒点も正面の黒点に匹敵するくらい立派に見え、活動領域も伴っているので数日後にどうなっているか楽しみです。