最近(ここ一年くらい)天気が良いとSDOや国立天文台太陽観測所のHα画像を見て、大きなプロミネンスなどが出ていると太陽望遠鏡を持ち出して撮影しています。
今日の午後、SDOのページ「The Sun Now」を見ると、なんと太陽が三日月状になっています。どうやら月による部分日食が起きているようです。(食分7くらい)
念のため次の画像に更新されるのを待つと(SDOのリアルタイム画像は約10分で更新されます)、食分3くらいと欠けている量が大きく減っています。
月の影の移動量からすると30~40分、画像3コマ分くらいの現象のようです。日食になること自体地上と同じなら1年に1~2回程度でしょうから、最大食分の画像を偶然見られたのはかなりラッキーです。
猛暑でストレスがたまる中、日食病の重症患者としてはちょっと幸せな気分になれました。
本当ならその時の画像を張り付けたいところですが、SDOの画像をブログに張り付けるのはさすがにマズそうですね。SDOのデータライブラリから1日単位でダウンロード可能ですので、興味のあるかたはそちらから。
日食になっていた画像ですが、最初に見た食分7の画像がAIA 304 (red)の「2022-06-29 05:38:42 UT」の画像です。
で、肝心のプロミネンスですが、中くらいのが1つ見えていたので、一応撮影しました。
ブログに載せるほどの出来ではないですが、画像が何もないのも寂しいので載せておきます。