しろくまの日記

横浜在住の星好きなおっさんのブログです

2023年最後の野鳥写真など

今年の大みそか12月31日は未明から雨ということで、年内最後の早朝散歩は12月30日でした。

今年最後に矢部池で見た野鳥は、

意表をついて約一か月ぶりのアオサギでした。しかし・・・

 

カラスに追い回されて池に降り立つことはできませんでした。

 

これで今年の野鳥は見納めと思っていたのですが、自宅に帰って撮影データの取り込みを行っていると騒がしい鳥の声が・・・外を見るとモズがけたたましく鳴き続けています。

 

更に翌31日には部屋のすぐ外、3メートルもない木の枝にオナガがとまっていました。

すぐ飛び立ってしまいましたが隣の家の飢え込みにとまったところを撮影できました。

 

この2枚が今年最後の野鳥写真になりました。どちらも自分の部屋でパソコンデスクの前に座ったままでの撮影です。なんか、矢部池公園まで行くより自分の部屋のほうが良い写真が撮れているような・・・

 

また、30日の午後は4年ぶりでお茶の水へ。

 

アクアマリンの年末ライブに行ってきました。

 

年末恒例のライブでしたが、コロナで3年連続中止になったので久しぶりの開催です。

今年は原村、胎内の星まつりライブも復活し、少しずつライブの数も増えています。

 

昨日は冬至でした

今年は閏年の直前ということで12月22日、昨日が冬至でした。

 

この冬初めての寒波到来と重なり朝の散歩に出かける時点での気温は自宅の温度計でマイナス1.2度、冬至が今年初の冬日となりました。

ふたご群を見たときには明け方でも20度あったので、6日で20度以上の温度差です。

 

谷矢部池公園でも初霜、初霜柱、初氷が一度にやって来ました。

 

赤富士も見ることができました。ただ、東の低空に雲があり陽が射すのが10分くらい遅れたため控えめな色付きです。

12/22 6:57 EOS R6 RF100-400mmF5.6-8  300mm  F8  1/320sec  ISO400

朝のやわらかい(赤い)日差しのおかげで、終わりかけの紅葉も朝だけはまだきれいです。

 

夜には月と木星の接近が見られました。(三脚での固定撮影なので画面上が天頂です)

12/22 23:13  EOS R6 100-400mmF5.6-8  400mm  F8  1/125sec  ISO400

最接近は22:05だったので73分過ぎていますが、先日の金星との「大」接近よりもだいぶ近いです。

露出を伸ばすとガリレオ衛星もよくわかります。

12/22 23:14  EOS R6 100-400mmF5.6-8  400mm  F9  1/8sec  ISO400

カリストだけ西側に大きく離れ、他は東側で絵的にはちょっとバランスが悪いタイミングです。

 

被写体としては盛り沢山の冬至でした。

(野鳥もいろいろと現れてくれたのですが、枚数が多すぎて未整理です)

 

【追信】

今日は昨日よりさらに気温が下がり、最低気温はマイナス2.3度でした。

2日連続の冬日で水温が下がっていたのか、昨日は凍っていなかった谷矢部池自体も一部氷が張っていました。

 

左上端にカワセミが写っています。

この止まり木の根元付近は魚が多いのか良く飛び込むのですが、さすがに今日は無理ですね。

 

谷矢部池公園に現れた野鳥(12月)続き

冬になって見かける様になった鳥の続き。

アオジ

そして今月一番目立っていたのがこいつ。

カワラヒワ

このカワラヒワですが、10羽以上の集団で現れ公園に来る人を驚かせていました。

カワラヒワ 10羽の群れ

しかし・・・日が経つにつれ数を増やして

カワラヒワ 21羽の群れ

最大で60羽以上の群れでやってきました。

カワラヒワ 65羽の群れ

拡大してもなかなかの密度です。

 


最後に、個人的に初めて見ることができた野鳥。

シロハラ

バン

アオゲラ

12月下旬になり日の出の時刻が6時45分を過ぎるようになりました。この時間帯に歩くのもそろそろ限界です。

 

谷矢部池公園に現れた野鳥(12月)

早朝(といっても日の出が遅くなったので7時前後ですが)に谷矢部池公園を歩くと、日替わりで色々な野鳥を見ることができます。
ここ一か月、谷矢部池公園で撮影できた野鳥です。

カワセミは相変わらず矢部池の主役として君臨しています。


シジュウカラエナガメジロなどの小鳥も数は減りましたがほとんど毎日顔を見せます。

 

一年中見かける大きめの鳥も健在です。

カルガモアオサギ

カルガモはほぼ毎日1日中いるのですが、時々入れ替わっている様子。明らかに一回り小さいのがいたりします。

アオサギも月に2~3回のペースで現れます

 

先月見かける様になった冬鳥たちもコンスタントに見かけます。

ジョウビタキ(オス)

ジョウビタキ(メス)

モズ(オス)

モズ(メス)

ツグミ

(続く)

 

ふたご座流星群2023

前回少し書きましたが、今年のふたご座流星群

 極大前夜 12月13~14日  明け方4時ころまでべた曇り  

 極大当夜 12月14~15日  一晩中べた曇り

ということで、直接観測できたのは12月14日明け方の40分間と15~16日(極大翌日)だけでした。ただ例年ふたご群は上下とも完全防寒で臨むのが通例でしたが、今年は夜半を過ぎても20度を割らずフリースのジャケットすら着ていられないという異常な陽気でした。

肉眼で見たのは14日に3個、15~16日は暖かい為ではないでしょうが雲が多く1個だけという寂しい結果でした。

以下は観測しながら一眼で撮影できた比較的明るい流星です。

 

14日(5時台)

SONY α7sⅢ シグマ20mmF1.4  2K動画からmeteor detectで検出

15~16日

SONY α7sⅢ シグマ20mmF1.4  2K動画からmeteor detectで検出

元々火球クラスの流星の割合は低い群ですし、撮影時間が短いこともあってあまり派手な流星は写りませんでした。

 

また、ATOMCAM2にもかなりの流星が写っていましたが、明るいものは少なかったです。

以下、12月8日から16日に写った主な流星です。

 

明らかに爆発しているのは2個(最後の1個はふたご群かちょっと微妙・・・ATOMCAMの画面はかなり歪曲しているので判断が難しいです)だけで、並べてみるとふたご群の特徴が良く出ている気がします。

 

最後に、この期間で一番明るかった流星は、

 

残念ながら散在流星でした。(右上にオリオンが写っていてふたご群かと思ったら下から上に流れていました・・・)

 

明け方のISS通過

今年の夏に涼しい明け方から散歩するようになりましたが、早朝は多くの野鳥が見られる(撮れる)ため今でも続いています。

5時過ぎに目覚ましをかけていますが、日の出が6時を過ぎるようになって起床後の5時台にISSの通過が見られるようになってきました。

まあ普段は起きた直後にISSを撮る気力はないのですが、12月17日はあまりに好条件だったので頑張って撮影しました。

 

12/7 5:33~42  EOS R6  シグマ8mmF4円周魚眼  F4  1/2sec  ISO12800
865枚からSiriusCompで比較明合成

8分近い長時間の通過でしたが、夕方と違って航空機が少ないのですっきりした画像になりました。

画面下から右上にかけての少し暗い軌跡も人工衛星ですが、ステラナビゲーターでは何の衛星かは特定できませんでした。

 

月齢1.1の月

ここ数日は天候が不安定です。

天候が安定している時期なので見られる年が多いふたご座流星群も、

 12/13-14 晴れの予報に反して明け方の1~2時間以外は曇り。

      なぜかSCWの実況で雲量0なのにべた曇り・・・

 12/14-15 天気予報通りべた曇り。

肉眼では14日明け方、5時台に3個見ただけです。

こちらはATOMCamデータの転送・検出ができ次第本ブログに載せる予定です。

 

一方朝は比較的天気が良く、一昨日は抜群の透明度で久しぶりにはっきりと赤富士が見られました。

12/13 6:43 EOS R10 RF100-400F5.6-8

ホワイトバランス「太陽光」でコントラストと彩度を少し上げ、暗めに仕上げています。

今年は雨が少なく富士山の冠雪もだいぶ減っていましたが、数日前の雨(富士山では雪?)でだいぶ復活しています。

 

上の画像の時点では冠雪の上部のみ陽が当たっていましたが、数分後には

12/13 6:46 EOS R10 RF100-400F5.6-8

手前の山も含めて全体が色づいています。

 

また、昨日は月齢1.1の月が水星と接近する予定でしたが低空に雲が多く、天気が下り坂だったこともあり完全にあきらめていました。

ところが気づくと低空の雲が減っていたため急遽屋根に登って手持ちで撮影、月だけはなんとか写せました。

12/14 16:58  EOS R6 RF100-400mmF5.6-8  400mm  F8  1/6sec  ISO640  手持ち撮影
2枚目はトリミングで拡大

こちらの画像、月を発見して慌てて撮影したためシャッター速度1/6秒ですが1200mm相当にトリミングしてもそれなりに写っています。

1200mmを1/6秒手持ち・・・最新の手振れ補正の威力に感心させられます。

 

この後、画面右に見えていた雲が一気に押し寄せ、

12/14 16:58 EOS R6 RF100-400mmF5.6-8  400mm  F8  1/100sec  ISO8000  手持ち撮影
2枚目はトリミングで拡大

2分と経たずに雲に隠れてしまいました。

もう少し早く気付いていれば水星も写せたかもしれません。