最近の太陽ですが、Xクラスのフレアや複数のMクラスフレアを起こしている北西(右上)の黒点群が隠れる前に北東(左上)からも新たな黒点群が現れ(こちらもフレアを起こしている様子)なかなか賑やかになっています。
シーイングも透明度も最悪の条件でしたが、明日からしばらく晴れないとの天気予報だったので久しぶりに白色光で撮影してみました。
特段大きな黒点はありませんが、北半球の黒点群はどちらも複雑な構造で見ごたえがあります。
シーイングが悪かったせいかRegiStaxで処理しても解像度が上がらず、ああだこうだと処理しているうちにちょっと不自然な画像になってしまいました。
北東の黒点群をバーローで拡大撮影もしてみましたが・・・
拡大した分迫力はありますが、やはり細かな構造は見えてきません。
シーイングの良い時に撮影したいところですが、天気予報だと次に晴れるのは一週間後だそうです。
せっかくなのでHαでも撮影してみました。
こちらもやはり解像感の無いボヤっとした画像になってしまいました。
大きなプロミネンスもなく比較的静かなHα太陽面ですが、白色光では静かな南半球が小さなダークフィラメントがたくさんあって思いのほか賑やかです。
また、日没後には久しぶりに好条件だったISSの通過も撮影できました。
急に晴れてきて準備が間に合わず、地平線から昇ってくるところは撮れていません。
明日は今日以上に好条件の通過なのですが、天気予報によればこちらも無理そうです。