ISSの通過は結構頻繁に見られますが(平均すると2日に1回くらい?)、明け方だとわざわざ起きてみよう、という気にはなりません。
今週は毎日夕方に見られるという事で、条件の良し悪しに関係なく連日撮影してみました。
タイムラプス動画も作成してみました。
連日撮影してまず感じたのは、とにかく飛行機の軌跡が多いことです。ISSがあまり明るくないと、「さて、ISSはどれでしょうか」といった写真になってしまいます。
動画だと(α7Sでの動画も同時に撮影しています)赤や緑の点滅でひと目で飛行機だとわかるのですが、静止画だとあまり差がないのでかなり邪魔ですね。
南の空を東西に飛んでいく飛行機が多いのは知っていましたが(羽田~関西の旅客機?)、北西方向も思いのほか多いです。
あと、撮影の準備には「きぼうを見よう」という予報サイトを参考にしていましたが、高度10度以上を見える基準にしているようで、予報時刻より1分以上前から見え始めるので、最初はかなり慌てました。
撮影時のシャッター速度は、1/4~1/2秒くらいが良いように思います。
軌跡が完全な線になるスローシャッターだとピクセルあたりの露光量が減って背景に対してISSが暗くなってしまいますし、あまり早すぎるとシャッターが開いていない時間が長くなってしまいます。(秒間5コマの連写モードだとシャッターが閉じている時間が1/5秒弱ですから、1/10secのシャッター速度だとシャッターが開いているのは全体の1/3になってしまう・・・ですよね)
今日は高度8.7度での通過があるようですが、低すぎて予報サイトには載っていません。低空には薄雲もあるし6日連続は難しそうです。