しろくまの日記

横浜在住の星好きなおっさんのブログです

ISS(国際宇宙ステーション)の通過

ISSの通過は結構頻繁に見られますが(平均すると2日に1回くらい?)、明け方だとわざわざ起きてみよう、という気にはなりません。

今週は毎日夕方に見られるという事で、条件の良し悪しに関係なく連日撮影してみました。

 

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1月16日 20mm  F2  1/3sec  ISO3200

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1月17日 15mm対角魚眼  F2.8  1/13sec   ISO6400

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1月18日 14mm  F2.8  1/3sec  ISO4000

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1月19日 8mm円周魚眼  F4  0.8sec  ISO3200

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1月20日 14mm  F2.8  1/5sec   ISO8000

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1月21日 15mm対角魚眼  F2.8   1/5sec   ISO1250

タイムラプス動画も作成してみました。

youtu.be

 

連日撮影してまず感じたのは、とにかく飛行機の軌跡が多いことです。ISSがあまり明るくないと、「さて、ISSはどれでしょうか」といった写真になってしまいます。

動画だと(α7Sでの動画も同時に撮影しています)赤や緑の点滅でひと目で飛行機だとわかるのですが、静止画だとあまり差がないのでかなり邪魔ですね。

南の空を東西に飛んでいく飛行機が多いのは知っていましたが(羽田~関西の旅客機?)、北西方向も思いのほか多いです。

 

あと、撮影の準備には「きぼうを見よう」という予報サイトを参考にしていましたが、高度10度以上を見える基準にしているようで、予報時刻より1分以上前から見え始めるので、最初はかなり慌てました。

 

撮影時のシャッター速度は、1/4~1/2秒くらいが良いように思います。

軌跡が完全な線になるスローシャッターだとピクセルあたりの露光量が減って背景に対してISSが暗くなってしまいますし、あまり早すぎるとシャッターが開いていない時間が長くなってしまいます。(秒間5コマの連写モードだとシャッターが閉じている時間が1/5秒弱ですから、1/10secのシャッター速度だとシャッターが開いているのは全体の1/3になってしまう・・・ですよね)

 

今日は高度8.7度での通過があるようですが、低すぎて予報サイトには載っていません。低空には薄雲もあるし6日連続は難しそうです。